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ライブ本番中、どの音を聞けばいいか

世の中にはたくさんのライブハウスやライブバー、コンサートホールがあります。そしてそれぞれが持つ音響特性があります。たとえば低音が回る、だとか低音が吸われる、だとか高音が云々・・・要するに場所によってこちらのヒアリング環境も変わってくるということですね。

 

なので、快適にプレイするためにはなるべくいつも同じヒアリング環境にするのが重要になってきます。

しかし、現実的にはむずかしい。

現場によってさまざまな要因が変化します。ステージの広さによっては他の共演者との距離を縮めたり、逆に空けたりしなくてなはならなかったり、アンプやなどの機材、導線によって場所を変えざるをえないということも多々あります。

もしくは音量制限があるところでは、いつもの半分の音量でやらないといけないということもあります。そうなってくると聞こえ方がぜんぜんちがってくるので、弾き方も変わってきます。

そういうのは経験を積んで適応できるようになってくるのですが、やはりできるかぎり自分にとって快適な環境を維持したいというミュージシャンがほとんどです。

 

なので我々ミュージシャンは理想のヒアリング環境にするため、さまざまな方法を取っています。

どうしているかというと、イヤーモニターだとか、音を返すためのモニタースピーカーはいつも同じ位置(たとえば右側においてすこしあおるだとか)にするだとかですね。

 

あとは聞く音を決める。モニターがある場合はドラムのハイハットを多めに返してもらう、もしくはスネア、ライトシンバル云々。

 

もちろんどういう人とやるか、どんな音楽をやるかでまたいろいろと変わってきます。

場合によってはドラムではなくてベースやキーボードを多めに聞く場合もあります。僕の場合、基本的にはドラムのハイハット多め、ドラムセット全体を少し、ベースも少しという感じですかね。

 

大事なのはどの楽器をその音楽の根幹にするか、ということかと思います。なのでそれによってもまた音楽の感じが違ってきます。

 

もしどの楽器を主軸にすればいいかわからないという場合は、じっと注意深く聞いていろいろと試してみましょう。できればその試したものを録音して聞いてみるといいです。

あとは録音する場所なども変えて聞いてみたりすること。

それらをメンバーと一緒にじっくりと聞きこんで話し合うのがおすすめです。良い練習にもなりますし、相手との音楽観の共有もできます。相手の音楽の好みや、特性を理解することですね。それも良い音楽を作ることの見逃してはいけない要素の一つです。