おすすめアーティスト

おすすめアーティスト Wayne Krantz

今回のおすすめアーティストはギタリストの Wayne Krantz です。

昔Mikikiというサイトで 「ギター・トリオの新しい可能性をストイックに追求し続けるギタリスト、ウェイン・クランツ」というコラムを書かせてもらったので、くわしいことはそちらを見ていただくとして、こちらではざっくりと紹介したいと思います。

とりあえず動画を見ていただきましょう。

いかがでしょうか?

はじめて彼を聞いた方は驚いたんじゃないかと思います。

急なテンポチェンジや、聞き慣れないエフェクター、ポリリズムの多様。

どこをとってもひと癖どころかふた癖はありますよね。

最初は訳の分からないうちにこの変なギタリストの演奏にあっけにとられて終わるんですが、何回か聞いてるうちにこの訳の分からなさがやみつきになるんです。

「俺らで勝手にやってっからまあ聞きたきゃ聞けよ」みたいな雰囲気を僕は感じるんですが、その内向きともいえる発光に心を捉えられます。

そのクオリティの高さに圧倒されるというか。よくわかんないけどすごいっってなるんですね。

もともと「すごい」ものってよくわからないからこそ「すごい」ってなるんじゃないか、とも思うんですが、彼の音楽を聴いているとそれを改めて考えさせられます。

実際、テクニックやポリリズム、コードだけじゃなく、テンポチェンジや曲の展開も「なんでそこでそうなるの?!」っていうのがたくさんあります。

それはたぶん彼が自分自身が楽しめるように理論や常識を無視して、好きなようにやってるからだと思うんです。

彼自信はもちろん理論に精通しているギタリストであることに間違いはないんですが、最終的にはそこの枠を破って、自分の宇宙を追求しているのが本当にかっこいいし、尊敬できます。

僕はギタリストとしてももちろん尊敬しているんですが、なにより一人の音楽家としての彼の姿勢にとても共感し、刺激を受けます。

少しでも心にひっかかるものがあったら、ぜひ他の動画も掘ってみてくださいね。