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地方の中古楽器屋には夢が詰まっています

僕はツアーでいろいろな土地へ行きます。

離れた場所にいくのは楽しいものですが、何回も行くと、やはり新鮮味が薄れていきます。最初のころは街を歩いているだけで楽しい気分になれたものですし、その土地の観光名所みたいなものも調べていったんですが、だんだん行くところもなくなり空き時間の過ごし方が雑になってくるものです。

おそらくよく仕事で遠くに出張をする人は相槌をうってくれるのでははないかと思うのですが。

空き時間での過ごし方に困ると僕はだいたいその土地にある中古の楽器屋さんに行きます。だいたいはハードオフですね。

みなさん、ハードオフには行ったことありますか?? あそこは夢がたくさん詰まっていますよ。

行ったことがない人のためにハードオフとはどういうところかと説明しておくと、中古の家電や家具、AV機器、そして楽器などを売っているところです。ガラクタに近いものから、新品に近いもの、そしてお宝が破格の値段で売られていたりします。

僕はいったらまず店内をざっとみてその店の相場観を視察しつつ、レアなお宝がないか探します。このトレジャーハント感が何とも言えないんですね。

「えっ、これがこの値段で売られてるの?」というものを発見した時の小さな喜びは何物にも代えがたいものがあります。とんでもなく安かったら買ってしまいますが、まあ買わない場合も多いです。買うことが目的ではなく、発見することが目的なのですね。

ひと昔前まではそういう発見が多く、暇さえあればハードオフに行っていたものですが、ネットが普及し、さまざまな情報が共有されている昨今では、あまりお宝を見つけることができません(ここで言っているお宝というのは、あまり出てこないヴィンテージのレアものというよりかは、相場よりだいぶ安く売られているものということです)。

ハードオフの店員さんがちゃんと値段を付けるようになったんですね。東京近辺のハードオフはもうだいたい相場の適正な価格で売られていますから、まだたまに行きますが、最近ではもうあまり行かなくなりました。

その点、地方のハードオフはまだ夢を持てるところが多いのです。東京などに比べて、本当の意味ででのレアな楽器が眠っている可能性も高いですし、査定や値付けも甘めだったりします。

つまり地方のハードオフはまだまだ開拓の余地があるフロンティアなのです。

一番わくわくしてしまうのは、都市部からはなれていてそれなりに田舎感のあるところのものですね。お店の外観も年数がたっていい具合にくたびれていたりしたら最高です。まあ十中八九、収穫はないのですが、当たった時は大きな獲物がとれます。

なんだかマグロ漁船みたいですね。

最近はツアー先でもあまり時間がなくて行けていませんが、また時間を見つけてもしくはわざわざ作って、ハードオフをめぐりたいと思っています。

まだ見ぬマグロを求めて。