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音楽に対するノリかた(体の動かし方)の人種による違い

あなたは好きな音楽や気持ちのいい音楽が流れていたら、腰や頭を動かしたりすることはありませんか?

つまり踊るとまではいかないまでもリズムに乗って体を動かしている状態のことです。

それに対して「ノッテるねぇ~」とか言ったり言われたりしたことは一度はあるんじゃないかと思います。

音楽に対するノリ方には人種によって違いがある

で、この「ノリ方」なんですが、人種によって違いがあることは知っていましたか?

たとえば、頭を前後に揺らしてリズムに乗る場合、白人と我々黄色人種はオンビートの時、頭を下げます。

しかし黒人は反対に頭を上げます。

つまり1,2,3,4と数える時、我々は1と数えると同時にうなずくように頭を下げますが、黒人は1と数えると同時に頭を上げるんですね。

ちょっと実際にやってみてほしいんですが、下げる方はとても簡単にできます。我々にそれが自然だからです。体に染みついてるんですね。

しかし頭を上げる方はなんだか違和感を感じるんじゃないかと思います。

「なんだか気持ち悪いなぁ」と思う人も多いはずです。

下げるやり方があまりにも体に染みついているので、上げるのは生理的に変だと感じるんですね。

上げる方のやり方でリズムを取りながら何かを歌ってみたりしようとしても、慣れないうちは上手くできなかったり、また自然とオンビートで下げたりしてしまうことが多いです。

体の動かし方とグルーブは密接に関わっている

実はこの体の動かし方はリズムを作る時、すなわちグルーヴを作る時にとても重要な要因になることを知っていましたか?

音楽はかならず国ごとの特色が出ます。たとえばイギリスのロックバンドの音楽は、そのバンドのことを詳しく知らなくても、「なんだかイギリス人がつくったっぽいな」と分かりますし、アメリカの音楽もわりとそうですね。日本人のものも、もろに特色が出てます。日本のバンドの曲を聴くとどうしても「日本っぽい」と感じます。ブラジルとかもそうです。

なぜなら国ごとにメロディの感覚やリズムの取り方、体の動かし方が違うからです。

我々は好きなバンドの曲をコピーして真似たりしますが、それなりにうまくコピーできるものもあれば、そうでないものもある。

そしてそうでないもの、要は日本人がコピーするのが得意ではないものにブラックミュージックがあります。

ヒップホップ、ゴスペル、ブルース、ジャズ、ソウル、etc。

これらのジャンルを日本人がやるとどうしても日本臭さが抜けきりません。同じ楽器を使い、同じリズムで演奏してもどこかが違う。不思議ですよね。

ブラックミュージックを上手く演奏したければ黒人独特のノリ方を真似よう

これはなぜかというと、ブラックミュージックは黒人独特のリズムの取りかたから生み出されるグル―ヴが肝だからです。そこを理解して把握できないと我々はいつまでたってもブラックミュージックがうまくなれません(というより、本来のリズムのとりかたの違いが大きすぎて、頭で理解しても本当には彼らの音楽の肝を再現することはできないのかもしれませんが)。

黒人と同じグル―ヴを作ろうと思った時は、だまされたと思って、前述のリズムのとりかたをしてみてください。

1,2,3,4、と数える時に頭を上にあげるのです。それをしながら何かを弾くのが難しければ、練習をしてみてください。しばらくやれば慣れてきます。

頭を上にあげることをあまり意識せずに自然とできるようになると、何かが違うのがわかってくると思います。

前より自分の演奏が黒人のように「ねばっこく」なりませんでしたか?

頭の動かすタイミングをちょっと変えるだけで、こんなに違ってくるものなのかと、きっと驚かれると思います。

音楽と体の関係性を軽視しないようにしましょう

音楽というのは精神性が重要視されがちですが、みなさんが思っているより、このような些細な身体性も密接にかかわっているのです。

体のことはおろそかにしてはいけませんよ。