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なにより、音を楽しむことが大事です

これは経験の浅い深い関係なしに言えることだと思いますが、音楽を演奏したり聞いたり創作している時にまず一番大事なのは、「音を楽しむ」ことだと僕は思っています。音楽という言葉は、「音」を「楽しむ」と書きますが、まさにこれは本質をついていると思います。音を楽しめないと音楽ではない。

演奏や練習がルーティーン化すると、音に対する感覚がマヒしてくることが多いです。とくにある曲をライブで毎回同じアレンジで演奏したり、一つの難しいフレーズを繰り返し練習したりしていくとそうなっていく傾向があります。そのような状態になると、よほどの天才でない限り、いい演奏をしたり、いい曲を作ることは難しくなってきますし、余計な力も入ってきます。

音楽以外でもそうですが、マンネリ化しないためにはある程度の工夫が必要なのです。ある一つの物事を行うに当たって、それに対する自分の見方や気持ちを変えてみる努力をするというのが大事ですね。

たとえば曲がつまならないと感じるようになってきたらアレンジを変える。楽器編成や、楽曲の構成をガラッと変えてみたりすると、その曲の別の面が見えてきて新鮮な気分になれます。

あとは練習時などに一つのフレーズがどうしてもできなくてずっと練習をしていると辛くなってきますよね。辛いというよりかは、これもつまらなくってきます。そういう時は無理にがんばろうとせずに、練習する場所を変えたり、弾き方をがらっと変えてみたり、違う楽器で弾いたみたりと、違う視点でそれを見るようにしましょう。

実際、僕が高校の時、どうしてもある曲が弾けなくて「ふん、もういいや」と半年くらいギターを弾かなかった時があったのですが、ある時ふとギターを手に取って、そのできなかった曲をやってみたらすんなりできたことがあります。自分が一番驚いたのですが、そういうこともあるんだな、となんとなく腑に落ちました。きっとそれまでに凝り固まっていた物の見方が時を得ることで変化して、余計な力や動きがなくなったのだと思います。

音楽をする以上、なるべく自分が出す音、聞こえてくる音に対していつも新鮮な気持ちを保てるようにしたいものです。でないとつまらないですからね。

言うは易く行うは難し、的な事ですが、大事なことだと思います。もしどうしても楽しめなくなったらいったん、距離を置くことも有効な手段だと考えています。

どうすればいいのか人それぞれだと思いますが、いろいろ試していくしかないのかもしれません。

変化をおそれずに、どんどん前に進んでいきましょう。